2015年 06月 26日
「山の棲み家」キッチン仕上げ!!カウンターの面取とオスモ塗装!!
一昨日・昨日である程度組み上げ、今日は背面のカウンターを・・・
「山の棲み家」のキッチンは元々調理をするためだけのスペースで建物が設計されてます
いわゆる「台所」(笑)
昭和25年当時では、何の不思議もない考え方です^^
キッチン設備にテーブルを置いて「DK」と表現されるのは
昭和40年から60年辺りでしょうか・・・
キッチンとして4.5帖や6帖くらいあれば、調理と食事が出来
家族団欒は6帖の洋間・和室へ・・・(笑)
今でこそ、対面キッチンが主流で
調理しながら子供達や家族の動きが見える・・・
リビングにキッチンと連動が主流ですよね^^
「山の棲み家」はバリバリの昭和30年代仕様ですから
窓際にキッチンを据えて、背面に収納カウンターを据えます
今回買ったキッチンも、対面キッチン仕様なのでバッチリ(笑)
ただ、通路としては1m・・・最低でも80cmは欲しいところですが
オヤジが一人でテキパキやるには、70cmがジャストサイズなんです(笑)
調理して振り向けばセッティング出来るスペース・・・
背面の引き出しには、食器を入れたりカウンターには家電関係を置く予定です
今日はカウンターを塗装の日・・・
お天気的には良くないのですが、まず背面収納カウンターの天板の角を面取します
当れば痛いんで(笑)
展示品から40cmの引き出しキャビネットを抜きましたから約2m・・・
長さにカットして、カウンター天板角を「トリマー」という機械で「面取」します
綺麗に丸く「面取」が出来ます!!
この機械は片手で操作できる大きさと重さ・・・
敷居のような溝を掘ったり、扉に兆番をつける時に薄く浅い穴を掘る・・・
器用な人は?彫刻も出来ます(笑)刃物を替えると飾り面取も出来ます^^
裏表、両面を面取したら 今度はサンドペーパーをサンダーという機械に挟み
天板の古い塗料や傷を綺麗にします・・・ドス黒い古い汚れた塗料を落として・・・
そして最後に塗装・・・
大胆にもキッチン天板を集成材の木製にしましたから
ここはしっかり下地処理と塗装をしなけりゃいけません!!
今回塗る塗料は・・・ドイツ製の「オスモ」フロアクリアです!!(在庫ですが(爆))
この塗料は天然素材で木によく浸透します・・・
それでいて、汚れや水を弾きますから、床のフロアや今回のようなキッチンカウンターには最適です
良く伸びる材料なので、ボトボトにしないように塗ります・・・
そして大切なのは、木に浸み込みきれない塗料はすぐに拭きとる・・・
拭きとらないと乾きが遅くなります・・・せっかく塗ったのに拭きとるのは勿体ない!!!
だから、塗りすぎないように刷毛で伸ばす・・・
何より撥水効果が高く、ワインや醤油でもシミにならないです(笑)
水廻りの場合は、4・5回塗る方がいいですから、下塗りを乾かしてから塗りましょうね^^
明日仕上げまで行きます(笑)
一度現場全体を片付けて、いよいよ仕上げに・・・
これから細かい部分を手直しが必要です
傾いた家を水平にしましたから(笑)細かい部分「取合い」が、おかしな角度に(笑)
加工が必要な材料は、材木屋さんに頼みます
神戸市須磨区の「三祐木材(さんゆうもくざい)」さんでは、どんな希望でも加工してくれます
専属の職人さんが加工してくれます・・・ネットでも購入できますから検索して相談してみて下さいね
例えば・・・敷居の上に敷居の幅で板を貼りたい・・・長さ2mで右が7.5mmで左が20mm
現場での加工は大変ですが、作ってくれます(笑)
「ミックのブログで見た」・・・そう伝えると、多分20%アップかな(爆)
今夜は「和食」で明日への活力!!
明日も良い一日をお過ごしくださいね!!